2009年6月20日土曜日

アンケート質問内容

アンケート 質問内容
回答は、別紙にすべて100字以内でご記入ください。

1. 職員・管理職の女性進出の現状について
日本では男女共同参画の実現が大変遅れています。
たとえば、本年4月20日付け毎日新聞によると「都道府県議会の女性議員は過去最多というのに8.2%、国会議員も12%余(衆議院8.9%、参議院17.4%)」にとどまっています。
また、2007年9月12日付熊本日日新聞では、過去最高といいながら、地方自治体の女性管理職は都道府県5.1%(熊本は2009年4月現在3.3%で前年より0.3%減)という情けない状況です。
このような状況をどうお考えでしょうか。

2.クオータ制導入について
 世界ではクオータ制導入によって、政府や公的機関、企業等の意思決定部門への女性の進出が進んでいます。たとえば、ノルウェーでは政治の場で、一方の性が40%を下回ってはならず、候補者名簿は男女交互の順番にすることなどを実現させ、さらに「経済界でも会社の取締役の40%を女性が占めるべき」という法律を制定しています。また、ルワンダでは、2003年制定の憲法に「あらゆる意思決定機関の少なくとも30%を女性にすること」と明記されました。その結果2008年の選挙では、下院80議席のうち45議席(56%)を女性が占めるにいたっています。
 日本でもクオータ制の導入により、女性の社会進出が格段に進むと思いますが、いかがお考えですか。クオータ制導入について、下記より選び、その理由もお答えください。
    1.賛成   2.反対

3.熊本市男女共同参画推進条例について
 昨年12月22日に熊本市議会が制定した『男女共同参画推進条例』は、日本も批准している国連女性差別撤廃条約や国の定めた『男女共同参画社会基本法』の重要な理念が削除されるなど、大きく後退したものとなりました。このことについてのお考えを下記より選び、その理由もお書きください。
1.熊本市議会が制定した条例でよい。   2.条例として問題がある。

4.女性の労働・生活について
  大不況の中で、現在大量のリストラや派遣切りの問題が続出しています。中でも多くの女性が日雇い派遣やパートで働いており、貧困の度合いは深刻です。特に母子家庭では、貧しさゆえに子どもたちが教育の機会を奪われています。女性の労働・生活が保障されるために、あなたはどのような施策が必要だと思われますか。

5.家事労働の男女共同参画について
 家事労働に対する男性の参加状況は、総務省の2007年6月統計で、日本はわずか1日30分です。スウェーデンでは2時間23分、スロベニアは2時間24分(2006年7月総務省統計)と比べると、日本男性の家事時間は極端に少ないことが明らかです。また、その内容にも問題があります。
このような現状は、女性の社会進出を阻み、男性の生活的自立をも阻み続けています。
家庭における男女共同参画推進について、あなたのお考えをお聞かせください。